第5のサヨナラ
おばあち
んが末期がんになりました
その2
今の私は
学校に通う以外のほとんどの時間を
部屋にこも
引越しを受け入れる代わりに買
てもら
をいじり
ながら過ごしている
いつでも
つなが
てるからね
明美やリカと一緒に始め
せめて
今の自分がおかれた状況を少しでも知
てほしい
そう思
圏外発見なう
まだル
|
ズソ
クスを履いている子がいる
ヘルメ
トで通学してる人がいる
最近
クラクシ
ンの音を聞いてない
なんて自虐的に書き込んでいたら
そのうち
私のつぶやきは
本物の独り言にな
ていた
お見舞い行くけど
どうする
5時になると
いつものように
階下からママが大きな声で叫ぶ
私は返事をしない
最近
ママは
車を運転するようにな
おばあち
んの介護や
ご近所付き合い
それから家のこと
目の回るような忙しさだ
という割には
何だか東京にいたとき
よりも
いきいきしているように見えて
私にはそれが気に入らない
引越しが決ま
た時は
私と同じくらい
反対して
落ち込んでい
たくせに
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している数138
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されている数49
のフ
|
している数とか
|
されている数
とか
どうしてオ
|
プン表示されるんだろう
その人に
どれだけ価値があるかないかを示しているみたいで
私はどうしても
好きになれない
|
されている数が200を超えていないと
就職試験を受け
られない会社もある
そんなことがこの間のニ
|
スでや
ていた
私みたいにフ
|
してば
かで
されていない人は
と友達の少なそうな
使えないやつ
て思われるんだろう
思い返してみれば
私は
に限らず
いつもそんなタ
イプだ
のマイミクもそうだ
携帯の登録数もそうだ
本当の友達が一人いればいいじ
ない
量より質にこだわるママなら
そう言うだろう
所詮はヴ
|
ルじ
ないか
リアリテ
にこだわるパパなら
そう言うだろう
パパもママも
私を子供だと思
て馬鹿にしていると思う
本当の友達が一人いればいい
 
そんなのは当たり前のことだ
本当の友達が一人もいないと思うから
苦しいんだ
|
ルであ
たとしても
それを利用して
その人とめぐり
合おうとするのが
どうして意味のないことだと
誰が言い切れるのだろう
ねえ
お見舞いホントにいかないの
ママが言う
私は応えない
おばあち
んが
入院したのは春先のことだ
階段から落ちて
大腿骨を骨折して入院した
骨折自体は
それほど大したものではなか
たが
その後の検査で
肝硬変が見つか
そのまま入院することにな
ママ曰く
気丈な人
なだけに
トイレにいくにも何をするにも
誰かの力を借りずにはいられない
自分の弱さが応えたのだろう
おばあち
んは
みるみるうちにボケてしま
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