のサヨナラ
ハルウララ
サイレンスズカ
その2
会社
うまくい
てないの
ツヨシが言う
ているよ
ウソだよ
何で
雄也さんが僕に会いたいと言う時は
いつもピンチの時だ
思わず笑
てしまう
その通りだ
儲か
てないの
いや
俺は首を振
その逆だ
儲か
てし
うがない
あ何
たんだ
空を見上げる
あんたとはや
てけない
て言われた
誰に
と一緒にや
てきた奴さ
それはシ
クだ
社員を半分リストラした
苦渋の決断だ
カラスの死骸を投げ込んだ
どこに
なところに
2年前
不況の只中で
会社はこれまでにない苦境にさらされた
大学を卒業した後
2人で起こした会社だ
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ムペ
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ジの製
作会社からスタ
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トして
気づいたら
社員も100名を超えた
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ムに乗
ベンチ
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の一つに数えられるよう
にな
ていた
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マンシ
クの後は
毎月のように
売り上げは前月比を下回
るようにな
そのうち
オフ
スの賃料はおろか
社員の給与
も支払いが滞
大幅なリストラに手をつけざるを得なくな
俺は反対だ
三笠は
リストラに抵抗を示した
三笠と俺とは
22年前
一緒に会社を立ち上げた
てみれば
戦友と言
てもいい仲だ
一時の苦境で
財産を捨ててどうする
俺達は商品を作
て売る
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ないんだ
財産といえるものは
エンジニアの技術力
ぐらいしかいないだろ
三笠の決して
情に流されているわけではなく
あくまでも利益ベ
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スで俺を丸め込もうという
そのやり方が鼻についた
もともと
人権派
ていうのだろうか
選挙の時には
共産党に票を入れるような奴だ
けた話
俺はしらけた
金がいるのだ
新しいことをやるために
金がいるのだ
会社を生
き返らせるために
金がいるのだ
きにな
て反対されればされるほど
俺の決意は固まり
余計に意固地にな
ろいこと言
てんじ
ねえよ
俺はリストラを断行した
社員は半分に減り
オフ
スも半分ほど
の広さの場所に移
お前
変わ
たよ
三笠は捨て台詞を残して
会社を去
てい
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